セプテントリオン


 メーカー:HUMAN

 1993年5月28日



 嵐に遭遇し、沈没しつつある豪華客船クリサニア号。


 君の第一の目的は、沈みゆくこの船からの脱出だ。


 回転する4次元的迷宮をハイテクニックで駆け抜け、時間内の脱出を目指せ。


 そして第二の目的は混乱に陥った他の人々を救い出すこと。


 彼らを説得し、手を差し伸べ、脱出へと導くのだ。


 -以上、箱の裏表紙より。





 ということで、ヤフオクで買っちゃいました。

 箱説付きで6,000円弱だったかな?

 今現在(2018年11月)で言うと相場くらいでしょうか。


 
 HUMAN。

 他にどんなゲームがあるか聞かれてもさっとは出てこないメーカーです。
 

 有野課長の挑戦で私もこのゲーム知りました。

 かなり難しそうでしたがどうでしょうか。

 このゲームは制限時間が60分と限られており、その中で目的を達成しなければなりません。

 しかも乗客を一緒に救わないとグッドエンドにはならないという仕様。

 早速ゲームを始めます。

 下記のキャラクターの中から選択し、ゲームを開始します。
 
 
 
 

 今回は妹と一緒に帰郷するためこの船に乗船しているという建築家のキャプリス=ウィッシャーを選択。

 このゲーム、単純に船からの脱出をするだけではなく、各個人の設定も細かく設定されているので、その辺も魅力なんでしょうね。
 
 

 妹のエイミー。

 とはいえ本当の妹ではなく、ウィッシャーの父の後妻の連れ子だとか。
 

 今ではウィッシャーを本当の兄のように慕っている。
 

 それなのに・・・ウィッシャーはそんな妹の気持ちが重荷に・・・
 

 そしてそんなウィッシャーの気持ちを妹のエイミーも気付いているという・・・

 ディープだねぇ。

 ただのアクションゲームじゃないです。

 設定が濃いです。
 

 船内にいる人に近づいて話すこともできます。
 

 会話の内容によっては主人公へ返答を迫られます。

 返答する場合は「X」ボタンを。

 一定時間返答しないと「無視」ということになります。

 時にはこの選択肢が正しいことも?
 

 と、うろちょろしてたら揺れが発生!
 

 嵐による大津波に飲まれてしまったようです。
 

 目が覚めたら船内の上下が逆さまに。

 絶望的な状況ですね・・・

 さあエイミーは無事なんでしょうか?
 

 さあいよいよ船内を探索しながら脱出を目指します。
 

 時々揺れが発生し、その後船体が傾きます。

 タイミングによってはチャンスにもピンチにもなるので、揺れが発生している間は慎重に行動をする必要あり。
 

 船内を探索していると生存者を発見。

 看護婦のアンナです。今でいう看護士ですね。

 主人公が逃げないのかと尋ねるのですが、ケガを負ったヘンドリック医師を置いてはいけないとのこと。

 苦しんでいる人を救うのが仕事だから置いてはいけない。死ぬのは怖くない。だそうです。

 最初に選んだキャラクターによってこの辺の説得しやすさに影響するのかもしれません。説明書に記載あり。

 話は戻って、そんなアンナにヘンドリック医師から「きみはいきたまえ」と諭され一緒に行くことになりました。
 

 仲間が一緒に行動していると「L」or「R」ボタンで写真のような矢印が出てきて、その場所まで仲間を誘導することができます。

 ちなみに、「ついてこい」「ここで待て」みたいな先導タイプではなく、「ここに来い」しかありません。

 なので、少し進んだら呼んで、少し進んだら呼んでを繰り返さなくてはなりません。

 結構面倒。
 

 ここはトイレですね。

 ついてきてますが・・・ちょっと個室に入ると・・・
 

 って、ちょっと個室に入っただけです。

 とまあこんな感じで、距離が開いちゃったり違うマップに行っちゃうと「置いてかないで」とすぐに言います。

 距離には十分注意を。

 余り離れると完全にはぐれちゃって、もうどこにいるかわからなくなります・・・
 

 ちなみに船体の傾きですが、通常の状態ではジャンプでも届かず行けない場所も・・・
 

 船体が傾くことで壁を伝って・・・
 

 上に行くことが可能に!

 しかし、角度が悪い方に傾いてしまうと、逆に落下してしまうので注意!
 

 そして不運にも落下してしまうと・・・
 

 5分ロスして時間が短くなってしまいます!
 

 死んでしまったらその場からの再開になります。

 仲間と一緒にいる時に死んでしまった場合、一旦はぐれてしまいますが、仲間はその時点でいた場所で待機しています。

 もう一度話しかけることで再び一緒に行動することができます。
 

 真っ暗な場所もアクロバティックに行動!
 

 途中でも亡くなった方を発見。
 

 そして別の生存者も発見。
 

 こんな、いかにもアクションっぽい場所も!
 

 探索しているといろんな生存者と遭遇しますが、なかなか長続きせずにはぐれてしまいます。

 この人たちをみんな連れての脱出なんて可能なのか?

 ジャンプ系の経路はジャンプ失敗して落下死する仲間もいるので、脱出経路も考えながら進んだ方がよさそう。
 

 エレベーターに閉じ込められた人もいます。

 バーナーでこじ開けるため、制御室にいるパドックって人を連れてきてとか言われました。

 制御室がどこだかもわからんよ。

 すまんね。
 

 浸水してきた海水の中を泳いで進む場面も。
 

 もう人命救助はあきらめて、自分だけでも助かろうと決意し、上へ上へと進む!

 時間がないっす!
 

 そんな自分勝手な行動を神様、仏様はちゃんと見てました。

 その後船体の角度が変わって落下死・・・そしてあえなくゲームオーバー・・・
 

 ということで、脱出することすら難しそう。

 これをいろんな人を救出しながら進むってかなり難易度高そうですね。

 そのうちクリア目指してやってみますが、まずは初見プレーの感想を載せておくに留めておきます。

 その前にまた別ゲームの記事を・・・



 そして今回のプレーの動画もアップしてますので、よかったらどうぞ。

 


 

2018年11月28日 0:44


セプテントリオン


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