OLYMPUS PEN-EED(ハーフカメラ)


 
 買っちゃいました。


 オリンパスのハーフカメラ!


 PEN-EED!1967年発売! ← 大先輩


 ハーフカメラていうのは通常のカメラと違って、フイルムスペースを通常の半分しか使わないので、24枚撮りフイルムで48 枚、36 枚撮りで72枚も撮影できるそうです!


 普通に撮影すると縦になります(通常の撮影スペースに2枚入る感じ)。


 普通の写真の様に横にしたければカメラ本体を倒して撮影します。



 フイルムカメラってフイルム代もかかりますが、現像、プリントとさらにお金がかかります。


 私の場合、現像のみ(648円)依頼して、フイルムスキャナーでデータ化しています。


 その中でいい出来のものがあればプリントするような感じです。


 フイルムスキャナーは別途ご紹介したいと思います。


 


 今回買ったのはオークションで、ジャンク品!


 実際に動作確認すると、どうもシャッターが動いていません。


 一瞬すぎてわからないのかとも思いましたが、やっぱり動いていません。


 ということで、ばらしてみることにしました。

 

 
 シャッターを外すにはレンズのとこをばらす必要があるとのことで、上から順番に外していきます。

 ピンセットで指している部分に開いている切り欠きが対角にあるので、そこに精密のマイナスをひっかけて回しました。

 なんかちゃんとした工具があれば欲しいですね。。。
 

 一度緩めたら上の写真の様に、ゴム板を丸く切ったものを押さえつけながら回したら回りました。

 ※この作業の後、近所のホームセンターで円錐の先のないやつ(ゼリーみたいな形)したゴムの耐震かなんかのを買ってきました。
 かなりやりやすかったです!
  レンズサイズに合わせて数種類持ってたらかなり便利です。
  その内、実物を載せます。

●2017年6月29日21:02 追記*****************************
 
 実物を載せます。
 
 これです。

 一個200円もしなかったです。

 PENとかのちっこいのには左のを。

 おっきいのには右のを(まだ使ったことはありませんが)って感じで使い分けます。
 
 こんな感じで、ぴったりです!

 ホームセーターって楽しいですよね!

 アイデア次第では、普通の使い道以外にでも使えて、活きてくる!!

 っちゅうかこの時点で、フィルムカメラ5台ありますんで、そのうち載せます!

 同級生のAL-1以外は先輩ばっかです!

*********************************************************
 

 黒いのを外したところです。

 一番上に乗ってるやつは外すだけでとれます。

 中央付近に切り欠きがあるのがわかると思いますが、こちらにぴったりはまるようにはまってました。



 さっきのを外したところです。

 これは左の金の板を止めている2本のプラスネジで外れます。

 あと、円周内の金の板の反対側にある点々の上のやつはちっちゃーいボールが入ってます。

 これをなくさないように注意しましょう!

 動きはしますが、カチッカチッと位置がきれいに定まらなくなって気持ち悪いと思います。

 まんなかのレンズはこれまた対角のスリットで締められていますので、適当なもんで回して開けます。

 レンズに傷つけないように注意!
 

 金のやつはハマってるだけなので、スポッととれます。
 

 シャッター取れました!

 動作確認したところ特に硬いとかはなかったです。
 

 
 ちょっと暗いですが、シャッターの裏側です。

 マイナスのねじ3点で止まってます。

 ゆるみ防止がしてあるので、カリカリと剝いでから。

 結構硬かったですので、ナメないように注意!


 
 するとこんな風に分離できます。

 これまた暗いですが、シャッターの羽3枚がどんな順番でついてるのかの確認用の1枚。
 

 クリーニングして再取り付け!

 バネがついてるので、基本的には開いてる状態です。



 ピンを内側に動かすとシャッターが閉まり、裏側にこんなのが飛び出してきます。

 ここ重要です。
 

 1個前の写真の、締めた時に出てくるやつを、上の写真の精密でひっかけてるピン(これもバネで戻ります)に引っかかるようにつけま す。


 付け方としては、

 ①シャッターのピンを内側に動かして閉める状態(裏面のやつを 飛び出させた状態)にしながら入れます。
  上の写真の精密で動かしてるピンは離していいです。

 ②シャッターのやつをちょっと時計回り方向にずらした状態で本体に入れます。

 ③反時計回りに回すとどっかでスコッと入ってくれます。

 ④動作確認します。ピン離しても閉まった状態を維持していれば多分大丈夫です。



 だめなら①~④を繰り返しちゃんと動作するところで組み付けます。

 組み付けはここが一番のキモかもしれません。




 で組み付け後、無事動作確認OK!

 シャッターもちゃんと切れてました!



 ついでに上も開けてみました。

 中央のひし形の穴開いてるやつがフイルム感度設定によって変動する様です。

 埃だらけだったので、この辺りもクリーニング!



 あとは実際に撮影して確認してみたいと思います!




2017年6月19日 21:35