ファミコン RFケーブル作成
先日ゲットしたファミコン、スーパーファミコンですが、ファミコンの出力用のRFケーブルが不足していました。
ということで、製作してみます。
用意したのは、
・AVケーブル(色は何でもいいです)
・RFケーブル(コネクタ付き)
これです。↓
両方とも、100円ショップです。
そして、AVケーブルの使わない側の端子を切断します。↓
それを、同軸ケーブル風に切断面はこのようになってます。↓
中心に信号用ケーブルが通っていて、その周りにシールドの銅線が這っています。
これを同軸ケーブル風に仕上げます。↓
これを、RFケーブルと接続します↓
この時点で、中心の信号ケーブルがちゃんとつながっているか、テスタで導通確認を実施し、結果はOK!
また、外周にあるシールド用の銅線と中の信号線が接触していないことも確認。
テスタの表示は「O.L」で導通なしでOK!
あとはこのシールド同士を接続します。
これには家にあったアルミ箔を使用しました。
こうなります。↓
アルミ箔の表裏のツルツル面と、ザラザラ面どっちが抵抗少ないのかとあたってみましたが、どちらも「0.4Ω」くらいで差異なし。
つうことで、表裏はあまり気にせず巻きました。
巻くときは両方のシールドにしっかり接地するように巻きます。
ここでさらにシールド同士の導通を両端子にて確認。
結果OKを確認し絶縁テープ(これはただのビニールテープ)で巻きます。↓
こんな感じです。
本当は「熱収縮チューブ」できれいに仕上げる予定だったんですが、実は持ってなかったんで、今回はビニールテープです。
そして、完成品です。↓
そして早速接続してみました。
うちのテレビは、アナログ、デジタルでテレビに入力が2つないので、テレビのケーブルを一回抜いてアナログ放送に切り替えてみまし た。
わーい!
久々にファミコンの画面です!↓
というか、ファミコンも普通に起動できました!
「VHF/UHF」の分岐を買えば、差し替えなくても行けそうなんですが、いかんせんソフトがこれしかないので、それは今後自分の なかでファミコン需要が増えたらやってみようと思います。
これでファミコンも完全復活!
ちなみに、この「データック」はバーコードを通して、ドラゴンボールのキャラを出現させ、対戦するゲームです。
このバーコード読み取りも正常にできました!
日本製の寿命の長さには本当に驚かされます。
余談ですが近頃、「出火の恐れがあります。」とか言って日本の各メーカーが古い家電を回収していますが、結局これって「長く使って いるが壊れない。」ってことですよね。
だから、メンテナンスもしないし、内部にホコリなんかがたまって出火とかしちゃうんじゃないでしょうか?
真相はわかりませんが、古い家電が今も現役で動いている事実は全くもってすごいと思います。
2014年2月23日 14:11